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からだにいい家のつくり方Vol・10

こんにちは。

なかなか梅雨があけませんね。 コロナウイルス感染もまた増加傾向になり、不安が多い日々が続きます。 雨にもコロナにもまた、熱中症にも気をつけながら、お過ごしいただきたいと思います。

「ステイホーム」もしばらく続きそうです。 そこで、今回は、使い勝手の良い家事動線のポイントをご紹介したいと思います。

断熱性と気密性を高めて家に仕切りがなくなると、家の中が俄然、動きやすくなり、 家事もはかどります。

<表動線と裏動線>

■ 表動線 玄関からリビングまで来客を招き入れる動線のこと。 雑多で人に見せたくないものは、表動線には置かないようにしましょう。

■ 裏動線 家族が日常生活で便利に使える動線のこと。 玄関からの「おかえり動線」を間取りに取り込むと暮らしやすくなりますよ。

例えば・・・ かばんや上着を置く場所を玄関そばにつくって、そのまま洗面室に直行できたり、 室内干し付きのランドリールームが隣接していたら更に便利ですね。 勝手口からパントリーを通ってキッチンにアプローチできたり等々。 外から帰ってきて向かいたい場所に近道をつくるのです。 高断熱・高気密の家なら玄関が寒くないので、どの部屋とつないでも不快になることはありません。


<回遊動線>

回遊動線のポイントは、動線上に行き止まりをつくらないこと。 表動線と裏動線をうまくつないで、リビングにいる家族や来客の様子をうかがいながらも 家事ができるようにします。

各所で扉をなくせば、開閉の手間がなくなり、扉のぶんのコストもさがります。

扉を設置する目的には2つあると思います。 ①部屋のプライバシーを確保するため。 ②部屋の暖気・冷気を守るため。

①の場合は、当然必要ですが、②の場合はほとんどが開けたまま、逆に邪魔になっている というのが大半ではないでしょか?

高断熱・高気密の家は、家中温度差がないので②の理由の場合なら扉は必要ないですね。 開閉の手間もなく、動線がスムーズになります。

高気密・高断熱の家は、今までデメリットの不安から諦めていたことをメリットに変えて 生活に活かしてくれる魅力があるのです。

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